​臨床研究に関する情報公開

当院で実施している大学院の研究に関してご理解とご協力へのお願い

当院リハビリテーション室では、臨床業務を行いながら大学院への進学をしているスタッフもおり、日々患者様へ最善のリハビリテーション医療を

提供するために日々研鑽をしております。

 このたび、以下のような研究を目的として当院で脳卒中の治療を受けた患者様に対して今のお身体の様子を確認するために、研究説明書、調査

用紙、返信用封筒を同封した書類を①過去に入院されていた患者様②入院されてから約6か月後を目安に患者様のご自宅へ送付させていただいております。説明を読んでいただき協力いただける患者様は返信用封筒に調査用紙を封入して返信いただければ幸いです。なお、脳卒中という病気の関係で患者様自身が体調が優れない、思い出したりするなどが難しい事が場合は、ご家族の代筆をもって代えさせていただければと思います。

返信していただいた患者様の診療情報は、匿名化して収集させていただき、同意後に撤回の申し出があった場合は、速やかに対応させていただき

ます。患者様には一切不利益はありませんので、遠慮なく申し付けてください。

 

【研究課題名】

  • 大脳白質の微細小血管病変が、脳卒中患者における歩行機能の予後に影響するかの検討(後方視的研究)

  • 大脳白質の微細小血管病変の評価が、脳卒中患者における歩行機能の予後予測の精度向上に寄与するかの検討(追跡調査)

 

【研究機関】

茨城県立医療大学 保健医療科学研究科 保健医療科学専攻

【研究代表者】

茨城県立医療大学 保健医療科学研究科 保健医療科学専攻

練馬光が丘病院 リハビリテーション室 理学療法士

野本真広

 

【研究の目的】

 脳卒中を発症された方々が再び歩くことが可能となるかを予想するためには、脳卒中を発症された時点での体の安定性、足の筋力といった身体機能と歩行機能が重要とされています。近年、脳の中にある小さな血管の損傷によって引き起こされる脳の病変(微細小血管病変)が、脳卒中発症後の

身体機能や認知機能を悪化させる可能性があり、健常者でも3分の1は潜在的に脳内にこの微細小血管病変があるといわれています。そこで本研究

では、①微細小血管病変が、脳卒中発症後の歩行機能に影響するか②微細小血管病変が脳卒中発症後の身体機能評価と組み合わせる事で、脳卒中

発症後の歩行機能が回復するかどうかの予測精度向上させるかどうかといった2点を調査する事を目的としています。

本研究を実施する事で、脳卒中発症後の正確な歩行機能の予後を評価することが可能となり、適切なリハビリテーションの提供や福祉用具や介護保険サービスの調整、在院日数の短縮、医療費の削減に貢献できる可能性があります。

 

【研究方法】

  • 研究の実施に際して対象となる患者様

<研究①>

2016年4月1日~2021年9月31日までに初めて脳卒中の病気にかかり、当院でリハビリテーションを受けた患者様(入院前より歩くことが出来ていた

患者様)

<研究②>

2021年10月1日~初めて脳卒中の病気にかかり、当院でリハビリテーションを受けた患者様(入院前より歩くことが出来ていた患者様)

  • 使用する情報:以下の内容を入院時から退院時までの情報を匿名化して収集します。

カルテに記載されている年齢・性別・既往歴・生活習慣病の有無・入院時の脳画像所見・入院時の採血項目・リハビリテーション状況(身体機能や

認知機能など)・入院前の活動状況など

 

【個人情報の取り扱い】

 データを解析する際には患者さんの氏名や住所などと全く関わりのない番号を付す「匿名化」を行いますので、本研究成果を学会、論文等で公表

する際に個々の患者さんが特定されることはありません。

 

【研究対象者に研究への参加を拒否する権利を与える方法】

 本研究に同意していただいた患者様で封書の返信後にご自身のデータを研究に使ってほしくないとお考えの場合には、下記相談窓口までご連絡ください。

 

【研究に関するお問い合わせ先・相談窓口】

練馬光が丘病院 リハビリテーション室 理学療法士

茨城県立医療大学 保健医療科学研究科 保健医療科学専攻

野本真広

担当者所属先住所:〒179-0072 東京都練馬区光が丘2-5-1

担当者所属連絡先:03-3979-3611(リハビリテーション室 野本真広まで)

 

【臨床研究におけるオプトアウト手法について】

通常、臨床研究を行う場合は、文書もしくは口頭で説明し同意を得て実施いたします。

臨床研究のうち、患者さまへの侵襲や介入もなく診療情報等の情報のみを用いた研究や、余った検体のみを対象とする研究については、国が定めた

指針に基づき「対象となる患者さまのお一人ずつから直接同意を得る必要はありません」が、研究の目的を含めて、研究の実施についての情報を

公開し、さらに拒否の機会を保障することが必要とされております。

このような手法を「オプトアウト」と言います。なお、研究への協力を希望されない場合は、練馬光が丘病院リハビリテーション室野本真広までお知らせください。